原付の直し方 レッツ4 タイヤ 前輪 交換 篇
今回は、レッツ4のタイヤ交換です。
タイヤ交換自体は以前トゥデイの前輪の交換の記事を書きましたが、今回は前後輪です。
使用したものは下記の感じです。
※バルブ交換をしない場合は虫回しドライバーも必要です。
キャップを外しても空気が抜けないように、ネジ式の部品が入っているからです。
バルブ自体を交換する場合は虫回しドライバーは必要ないです。
[溝のすり減ってつるつるなタイヤ]
こんな感じで溝がかなりすり減っています。
場合によってはひび割れがある箇所もありました。
[レッツ4のタイヤの仕様を調べる]
早速レッツ4のタイヤの仕様を調べてみると、
80/90-10 35Jでした。
80/90-10
(外径)(リム径)
80×0.9=72mm
80÷90=0.8888・・・
リム径
1インチ25.4mm
10インチ×25.4=254mm
タイヤ高さ
72mm+72mm+254mm=398mm
それで、アマゾンでタイヤを探すと、同じタイヤでも35J、44J、46Jとあります。
これは荷重指数と速度記号を表しています。
35などの数字が荷重記号、Jなどの英語が速度記号で、下記の表に対応しています。
原付のタイヤはほぼほぼ速度記号がJなので、あとは荷重指数を見てどれだけの荷重に耐えられるものが欲しいかを見ます。
ということで、今回私が購入したのはこちらです。
ダンロップ 80/90-10 44J です。
[追記※おすすめ価格は 2000円台のものです。
最近コロナの影響か3000~4000円台のものがありますが。
1800円~2600円が適正範囲かと思います。 2020.04.10]
[追記2020.09.10
安いタイヤがありました。
自分の2016年のタイヤ交換の記事にありました
DUNLOPがお手頃価格ですが、
リンク先で「セット販売」とか「後輪用」を選んでからの
「前後共用(上で張り付けているもの)」を選ぶとなぜか3000円以上の価格に
表示が変わります。
リンク後のままの状態だと安いままで買えると思います。
おそらく販売者が変わるのだと思います。 ]
[タイヤ交換 前輪]
前輪を外します。
レンチが2つ必要です。
タイヤに向かって右側のホイールの軸の六角ボルトにレンチをはめて
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向かって左側のホイール軸を留めている六角ボルトにももうひとつのレンチをはめて
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回してボルトを外します。
レンチ1本で片方だけ外そうとすると空回りして外れません。
空回りしないように片方レンチで固定して、もう片方を違うレンチで回し外す必要があります。
六角を外すと1枚目の写真タイヤ側面の円盤、ブレーキも外れました。
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上の写真を見るとまん丸ですが、実際は半月の馬蹄状のが写真の上下に2つあり、円になっているような構造です。
ここで右ハンドルのブレーキを引くと、この写真上です上と下にぎゅっと広がる形になります。
ブレーキ部品はホイールにはめるときぴったりはまるための溝があります。
[バルブ交換]
今回は劣化したバルブも交換したのでちぎりとりましたが、バルブを交換しない場合は虫回しドライバーが必要です。
なぜなら、写真のようにバルブのキャップを取っても空気が抜けないからです。
バルブの穴に虫回し度ラーバーを突っ込んでクルクルまわして、空気を留めている部品を取り空気を抜きます。
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今回はバルブが劣化していたので、
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空気がぬけましたとさ。
チューブレスタイヤは空気漏れを起こさないようにがっちりしているので、手で押しても空気が抜けないと思います。
写真6のリムとタイヤの接点付近のタイヤ部分をぐっとレバーで押し込むと、ベコッとタイヤが空気が抜けます。
[2021.05.10追記 タイヤの空気が抜けない場合
バイクは走行中にタイヤがパンクしてもすぐに事故らないように、
”ビード”が固い構造体になっています。つまり”ビード”が硬いです。
なのでそこをタイヤレバーで力一杯押すと固いタイヤの構造がふにゃけて
空気が抜けます。
ビードは社名やタイヤサイズが明記されている円です。
道路と接地する溝じゃない部分です。
タイヤ交換をして空気を入れた時に「ポコッ」と鳴るのは、
このビードがポコッと張る音ですね]
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古いゴムタイヤが外れました。
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※ここまで取るとホールには溝があると思います。
谷のようになっているといいますか。
ゴムタイヤのサイズがピチピチなのに何故ホイールにつけたり外したり出来るかというと、タイヤを潰すとビードの部分がその谷になっているホイールの溝に入ります。
そうすると若干隙間が出来てつけやすく外しやすくなります。
バルブ取り付け
劣化した古いバルブを切り取って、新しいバルブを付けました。
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1個300円か400円くらいで売っていたバルブです。
これをホイールのバルブ用の穴にはめるのですが、ゴムなので摩擦が強くなかなか入っていきません。
そこで、ローション・・いやいやオイルをゴム部分に塗って、おしりの方からプラスドライバーで押してはめます。
ただし私はそれだけでははめられないほど非力でしたので、更にプラスドライバーをハンマーで叩いてはめました。
油はサラダ油を使いましたが、オイル交換用のオイルがいいと思います気分的に。
で新しいタイヤをはめていきます。
注意したいのはタイヤの溝の向きです。
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この写真のリムでいうと、左側(ブレーキではない側)が手前にきています。
ブレーキがハマる為の凹があるのがこの裏っ方になります。
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あと、タイヤには重心があり、ホイールで言うならバルブ部分が一番重く、新しいゴムタイヤであれば黄色い印がついている部分が一番軽い部分になります。
なので、ホイールのバルブ部分とゴムタイヤの黄色印の部分を合せる、なんてことがあるのですが、私は合わせた事がありません。
普段使っている分に関しては気になる挙動はありません。
あとは、前輪を車体側に取り付けて完了です。
※タイヤの空気はガソリンスタンド等で入れてもらえます。
専用の空気入れがない方はお近くのガソリンスタンドをご利用下さい。
次に後輪の交換ですが、前後輪を合せると長くなるので前後で記事を別けます。
・タイヤ 80/90-10 44J
・タイヤレバー
・虫回し
・バルブ
後半はこちらから↓ ↓ ↓
[商品紹介]
車と違ってバイクでは移動中は音楽が聴けなかったりします。
ということで今回はそれが出来るアイテムを紹介します。
それがこの「HEADWAVE」です。
これは通話やアプリの音声ももろもろ聴けます。
つまりアイフォンやスマホをフォルダーでハンドルに固定して
GPS地図として使うことも可能です。
ドイツ製なのでちょっとスタイリッシュ。
防水・防塵・バイクで踏んでも壊れない丈夫さがあります。
値段がやや張るのですが質がいいからと思えば。
服でもなんでも安い部分は安くていいんだけれども
やっぱりある程度のものを持っていると気分が違ってきます。
よろしかったらどうぞ。
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で、ちょこっと自分の作成した動画を掲載。
fpsゲームのWORLD OF TANKSの実況動画です。
よかったら見ていってください。