AMネットワークさんの護憲の記事について

 

要約すると、いえ要約しなくても、「権力者の暴挙に枷をつける防波堤」
だそうです。

arrow1953.hatenablog.com

 

私の立場は、まずネット右翼が言う所の左翼ではないですが、右翼としても見られたくないのかなあといった、ごく一般的な中道的精神の日本人です。

これを論理的でまた自己の主張をしっかり持っている外国の方から見ると「お前の意見は右なのか左なのか、どっちなんだ?」といった感じでしょう。


IDarrow 1953さんの記事では、「少年時代に戦争の原体験がある赤塚不二夫さんが改憲を反対しているんだから、憲法9条を改憲して軍事力を持つのはダメなんだ」という主張でした。

 

 

これにはおかしいなと思いました。

というのは、世の中にはとても多くの局面があるにもかかわらず、赤塚不二夫さん1人の局面でものを語っていることが、僕には不自然でしようがありませんでした。

もちろん、第二次世界大戦で肉体的にも精神的にも苦労された赤塚不二夫さんはとてもお気の毒です。

赤塚不二夫さん1人の目線というと極端ですが、要するに戦争被害者の目線ですね。

 

であれば、あの時、第二次世界大戦及び第一次世界大戦の時に、日本は軍事力がなければよかったのだろうか?と。

 

僕はそうは思いません。

少なくとも、政治や外交に於いて海外諸国は狡猾であると思っています。

例えば、現在で言うと中国共産党です。

自国の民間企業の5割近い株式を取得し、アリババやファーウェイを始め中国の大手企業は半官半民になっています。

孔子学院も共産党の意思反映が色濃いでしょう。

それらが中国共産党の利害の為に世界中に活動を広めています。

または、ロシアの政治システムもそうです。

プーチンに異をなすであろう政治家は、選挙前に殺されてしまいます。

 

昔で言うなら、オランダやイギリスによる植民地支配など、世界の政治の狡猾さを考えれば、あの当時もし日本に軍事力がなかった場合、赤塚不二夫さんが望むような戦争のない平和な世界があっただろうか、とそう僕は疑問に思ってしまいます。

 

 そこで私は、伊藤貫さんの脳内や思考回路を私が心底いいなあと思うようなものであるか私にはわかりませんが、彼の言う「バランスオブパワー」、世界における各国(伊藤貫さんの場合覇権国家同士のパワーバランスですが)ネイションのパワーバランスが大事ではないかと思いました。

 

それで、今、日本という民主主義国家の周辺には、中国やロシアと言う建前上民主主義であるけれども独裁国家が存在します。

ご存知の通り、民主主義というのは古代ギリシャの「多数決で決めようね。でも頭の悪い多数票で決まっても国が亡んじゃうよね」なリスクを持っています。

なので、独裁が出来る中国やロシアは強いと思います。

例えば、中国であれば、現在ちからのある国内企業をほぼすべて半官(半官ではなく半共産党)半民で掌握していますから、民主主義国家の米国政府や国の代表者である大統領のように、経済人の意向によって右にも左にも藁人形のように揺さぶられる、なんてことは中国にはないわけです。

 

 

そうした時の国としてのパワーバランスを見ると、民主主義国家が自立したおのれのネイションステートを守るには、中国企業製のIT機器などを採用しないとか、中国共産党の資金が入っている教育団体を採用しないとか、そういった事をしているわけですが。

 

そのパワーバランスのパワー、国力と言うのは3つに分類されるようです。

経済力、軍事力、外交力です。

外交力は違ったかもしれないです。

 

 現在、日本が戦後70年も戦争がなく平和に過ごせているのは、米国と同盟しているからだと言います。

これも伊藤貫さんの話を拝借すると、戦争というのは過去の歴史を見ると民主主義国家と共産主義国家が対立して戦争を起こす確率が一番高いそうです。
で、民主主義国家に同盟国がいると、民主主義国家と共産主義国家の戦争の可能性が2倍だか3倍低くなるそうです。

つまり、日本には欧米といった同盟国がいるので、お隣の中国との戦争リスクが回避できてるそうです。

 

長々と書きましたが、そう書いているうちに自分で思った事があります。

私は右翼なのか左翼なのかについてです。

その答えは、ネイションステートを守る。という事です。

これは、戦争に限らず、今欧州の方で移民問題によるネイション意識の重要性の回帰や高まりみたいなものを散見していて、「日本人は単一民族で、移民受け入れをしていないでいいなあ」「イスラム(教)人が大量に流入して来て自国のネイションが破壊されている」という欧州人の散文を見かけるので、なおさら伊藤貫のバランスオブパワーがいいのかなあと思っています。

 

それで問題は、憲法9条の改憲なしに、日本のネイションを守れるのか?
それを問いたいですね。

僕は、国力の3大要素の一つである軍事力を正式に持てるようにならないと、高尚な学者先生方が提唱している要素がひとつかけるわけですから、日本は大丈夫かなあと心配になります。

 

 参考文献:
自滅するアメリカ帝国  著 伊藤貫

 

 

参考動画:

www.youtube.com